賃貸借契約について知る（京田辺・三山木の賃貸）

（1）予算と優先順位を整理

家賃上限は目安として手取りの約30%。通勤時間/住環境/築年数/広さ/設備（バス・トイレ別など）の 優先順位を先に決めると、内見〜意思決定が速くなります。

（2）家賃相場の把握

希望エリアの相場を先に確認。相場より大幅に低い条件だけを狙うと候補が枯れやすいので、 条件のトレードオフ（駅距離/築年/広さ）で落としどころを作るのが近道。

（1）ポータル・相場検索を活用

不動産ポータルで広く候補収集。沿線/駅・所要時間・築年・面積・ペット/楽器などの条件で 保存検索を作り、新着を逃さない。

（2）不動産会社に直接相談

ポータル非掲載の“直近取得物件”や公開前の新築は店舗で判明することも。訪問は 事前予約＋希望条件の共有が鉄則（家賃上限/入居時期/必須条件/NG条件）。

（1）入居申込み

内見して条件が合えば入居申込書を提出（住所・氏名・職業・年収等）。申込は意思表示であり 契約そのものではないため、キャンセル可かを事前確認。預かり金がある場合は 「預かり証」を必ず受領。

（2）入居審査

目安は数日〜1週間。申込内容の正確性と、身だしなみ/連絡レスポンス等の印象も見られます。 保証会社を利用する契約では追加審査あり。

（3）契約までに用意する主な書類

• 本人確認書類（運転免許証等）／住民票
• 印鑑・印鑑証明
• 収入証明（源泉徴収票・給与明細、個人事業主は確定申告書控/納税証明）
• 連帯保証人関連（同意書・住民票・収入証明・印鑑証明）※保証会社利用時は不要の場合あり

（4）初期費用のめやす

• 礼金：0〜2か月／敷金：1〜2か月
• 仲介手数料：家賃1か月以内＋消費税
• 前家賃：家賃＋管理費1か月分
• 火災（家財）保険：5千円〜2万円程度

地域・物件で差があります。見積書で項目と根拠を確認。

（5）重要事項説明（宅建業法）

契約前に宅地建物取引士が「重要事項説明書」で物件と取引条件を説明。疑問はその場で解消し、 納得してから契約へ進む。

（6）賃貸借契約の締結

契約書の内容を署名押印前に最終確認（期間/更新/解約/原状回復/禁止事項/特約）。契約後は 原則キャンセル不可。礼金・仲介手数料は返還対象外が一般的、敷金は精算で対応。